ビタミンa誘導体

ビタミンA誘導体って何?

ビタミンA誘導体、賛否両論

ビタミンAが肌にいい、ということはもう、みなさんもご存知でしょう。これをより効率よく吸収するために合成された物質を、ビタミンA誘導体といいます。トレチノイン、などと呼ばれますね。
ビタミンの誘導体、といえば、まず思い浮かぶのがビタミンC誘導体です。ビタミンCは非常に壊れやすく、かつ水溶性であるため、普通に肌に塗布しても、なかなか浸透してくれません。しかしビタミンC誘導体は、「体内で」酵素と反応することによって、ビタミンCにかわるため、非常に安定した物質なのです。では、ビタミンA誘導体にも、ビタミンC誘導体と同じような効果がみこめるのでしょうか。これに関しては、賛否両論があります。

「効果アリ」が優勢か

教授の中には、「ビタミンAは、トレチノインに比べて効果が少ない。1/100程度だろう」とするひともいます。ではビタミンA誘導体で効果的に吸収してはどうか、というと、「過剰摂取は奇形児の可能性を高めて、危険である」という説もあります。
しかしその一方で、「皮膚科医が積極的に勧めるほど、有効な物質である」とする意見もあります。長く使っても、効果こそあれ、副作用などなかった、とする意見も。このうちどちらが正しいか、ということはここではっきり申し上げることはできません。ただ、今の主流は、「効果があって安全である」とする説の方であるように思えます。